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これまでの活動

岳都松本 木材産業の興隆

信州は山の国、森の国。松本市は山岳高原の玄関口です。北アルプスを抱える地域の山々は独特の森林構成を持ち、ある時は自然崇拝の対象として、ある時は生活の糧として、またある時は生態系循環の一部として重要な役割を担ってきました。城下町では古くから多くの匠たちが居住し、戦後には民芸運動による工芸制作が活発になり、いまはクラフトの街として名を馳せています。川上から川下まで、地の利を活かした産業を興せるか否か、いま真価が問われています。

県土の約8割を占める森林資源には、無限の可能性が眠っています。長野県の森林資源(民有林)は半世紀前の4倍以上に成長し、高齢級の人工林は60%を超えてきました。森林は育てる時代から持続的な活用を実践する時代を迎えています。長野県が提携しているオーストリアをはじめ、ドイツや北欧などの先進諸国においては木材産業が地域の基幹産業として強い国際競争力を持ち、地域経済の牽引役になっています。林業機械製造業や木質バイオマスを筆頭とするエネルギー産業、そして家具・木工製品の普及など、裾野の広さには目を見張るものがあります。

森林資源を持続的に活用することは、自然環境との共生を考えることでもあります。持続可能な社会をつくることは世界との約束。環境と経済の両立こそ、先進的な地方都市が目指すべき道です。