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「花と緑のまちづくり」

出荷量が全国1位のカーネーションはじめ、

長野県は花の栽培がとても盛んな地である。

長野県産の花は市場評価が高く、

多くの関係者の注目を集めている。

昨日の国際フラワーフォーラムでは香港のフラワーバイヤー、

マーティン氏の講演があったが、

同氏もその品質の高さを認めていた。

県が誇るトルコキキョウはもちろん、

アネモネ、ダリア、ペオニア、ラナンキュラス、りんどう

などの県産品は世界トップクラスの水準だという。

しかし一方で、これらの花きに触れる機会は

信州に住み暮らす我々にとっても多いとは言えない。

人口減少の影響もあり、

花の需要はピーク時と比べると約45%も落ち込んでいる。

長野県鉢花園芸組合の話によれば、

2000年には106軒だった組合員が現在は30軒にまで減少してしまったという。

花き生産者の方々が奮闘していることが数字からも伺える。

こうした状況に鑑みると、

世界水準の県産花きを県外・海外へと販路拡大していくと同時に、

市民の日々の暮らしに花の需要を見出していくことも大切な観点だ。

今は、あまりに植物に接する機会が減ってしまった。

きれいだなと思ってふと花を写真にとることはあっても、

日々の生活の中で、実際に花に触れ、育てるシーンは多くはない。

花のある生活の中には、必ず「文化」があるという。

お正月に花を飾り、お彼岸に花を供える。

そんな季節ごとの「花文化」を継承できているか。

長野県産のペオニアやラナンキュラスは

ブライダルや母の日にもってこいの品物だ。

地元生産者がつくる世界最高品質の花々で、

日常や特別な日を豊かに彩ることができると、

もっと多くの人に伝えたい。

松本は花いっぱい運動の発祥の地と言われるが、

政策的な花いっぱい運動は脆弱と言わざるを得ない。

日常的な生活のワンシーンや、街歩きのワンシーンに

花を取り入れようとする試みはなされてこなかった。

花々を愛でることは日本の文化を大切にすること。

信州ならではの創造的なライフスタイルを実現すること。

「楽しい毎日」を超えた彩を政策的に実行していきたい。