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地域振興局の統合・再編

選挙戦最中の本日、新元号は「令和」であると発表された。

長野県の政治も新時代にふさわしいものにしていきたい。

今回の選挙で訴えている政策のひとつが、

「地域振興局の統合・再編」。

数十年同じ体制が続く現地機関の体制は、

新時代に向けていま一度見直されるべきではなかろうか。

ちょうど2月定例会の一般質問でも取り扱ったので、

以下一部紹介したい。

(中略)
地域振興局を設置して、もうすぐ2年を経過しようとしています。地域で生じている課題や県民ニーズを的確に把握し、スピード感をもって主体的かつ積極的に取り組む組織へ、という理念に賛同する一方、このままでは依然として地域の持つポテンシャルを充分に引き出せないのではと懸念しています。というのは、振興局ごとに今年度掲げられた横断的な課題をみてみると、隣接する振興局と重複する事項がかなり多く、激動のグローバル社会で長野県が効果的に成果をあげるには、その枠組みを再考する必要があるように感じます。例えば松本地域の課題として掲げられた3つの課題、まつもと空港の利用促進、大規模地震災害への対応、交通軸の整備による郷土づくりは、いずれも隣接する北アルプス地域や木曽地域を含めた中信地区全域で共有し、推進されるべきもので、かたや北アルプス地域の課題をみてみると、まず冒頭に「北アルプスの雄大な自然と安曇野の田園風景を活かした観光振興」という言葉が出てきます。安曇野市はこっちの振興局に入るんだっけ、と思う人も多いでしょうが、それはそれとしても、上高地をはじめ冠たる山々を有する松本・安曇野地域が、同地域とこれまた足並みをそろえて北アルプスに関連する政策を展開した方が、そのスケールメリットを存分に活かすことができ、最大限の成果をあげられます。長野地域と北信地域の関係もそれに共通するものがあるでしょうし、ともにリニア関連の事業を前面に押し出す上伊那と南信州の南信地域についても、同様のことが言えるのではないでしょうか。
ひとつの司令塔と簡素かつ明確な指揮系統のもとに圏域内におけるメリハリ強化を徹底し、都市部をより都市らしく、農村部をより農村らしく磨き上げ、相互の対流を促進することによって、地域内循環が活発化し、複合的・重層的な地域の魅力が出てくるのだと思います。本日扱った河川でいえば、たとえば山麓から下流に向けて、河川敷沿いに整備されたサイクリングロードを、自転車で颯爽と駆け抜け、いくつかの行政区をまたいで市街地に入ったら河川空間のオープン化で、人々が賑わう空間になっていた、というようなデザイン。あるいは郊外に整備されたアウトドアの拠点でカヌーやラフティングなどを楽しんだのち、街なかにもどったら川沿いに美術館や博物館など、文化的な空間が広がっていた、というようなデザイン。県内外の誰しもがこのような利益を享受するためには、いまの中間圏域行政の枠組みをこえた、より広域的なトータルデザインとダイナミズムの中で都市計画や環境政策を一体的に推進する必要があります。
昔の長野県民はたいへん洞察が深かったと思いますが、そもそも長野県は4つの平ら。それぞれが肥沃の地であります。県民にもっとも馴染みがあり、いま再び政策的にも深い連携が求められる4つの平らが互いに切磋琢磨する姿こそは、新時代にふさわしい姿ではないでしょうか。以上を踏まえ、今後は出先機関は残しながらも、中信、南信、東信、北信の4地域単位をベースに振興局を統合・再編していくべきではないか。地域振興局の今後の展開について伺い、今回の一切の質問とします。