fbpx
MENU

県立大学の展望

今定例会一般質問では県立大学の今後について取り上げたので、以下一部抜粋した。

(略)
以上を踏まえて伺います。本年4月、長野県立大学が開学しました。立命館やイタリア食科学大学とは理念も経緯も規模も違い、一概に比較することはできませんが、率直に申し上げて、少なくとも受験生に対する訴求力は相当に弱いと思います。この大学が開校するまでに知事はじめ、様々な関係者の多大なるご苦労があったのは論をまたないところですが、そのことを若者が知る由もなく、潜在的にかもしれませんが、彼らは知的好奇心をくすぐる大学の存在を求め続けています。今週月曜日に中央教育審議会の将来構想部会が大筋で決めた中間まとめでも、各大学に対しては「養成する人材像」を改めて明確にするよう求めており、そこでは高度な教養と高い専門性を備えた人材、などが想定されていますから、そのような観点からも、たとえひとつでも、この分野では全国のどこの大学にも負けない、というものが必要だと思います。この大学の魅力は何なのか、改めて知事から一言頂きます。
そのうえで、今回はたまたま食を題材にしましたが、観光学部や芸術学部の類も、本来は都会よりも長野県内にあるべきものではないでしょうか。県が都会と一線を画して、例えばワインバレーを構想し、あるいは観光立県を目指し、あるいは文化振興を掲げ、それぞれに全国に誇る先駆者の存在や地域住民の知恵、行政のノウハウがあり、またそれらに対応する高校も存在するものの、その後につながる学問の場と、総合的な知の拠点がないという現状。人口減少の時代に大学や新学部はいらないとする意見もあるようですが、私はそうは思いません。それは県内の大学収容力がなお低位にあることのみならず、これからの入学対象者は18歳人口に限らず社会人や留学生含めより広く捉えられるべきですし、自由競争社会の中で他地域や世界に負けない地域づくりをするという意味でも、また長期的な地域ビジョンを実践する意味でも必要なことだからです。一見ニッチと思われるこれらの学部こそ新しい価値を提供し、社会で必要とされ、長野県の未来に光をもたらすものだと感じますが、新学部の設置についてはいかにお考えか、最後に知事の所見を伺い、今回の一切の質問といたします。