fbpx
MENU

ポートランド視察

世界で最もサステナブルな都市と言われるポートランドを、松本青年会議所の仲間と視察した。主な訪問場所と視察目的は以下の通り。
〇ケネディスクール
廃校を活用した宿泊、飲食施設の活用例
〇ニューシーズンズマーケット
地元密着型、廃棄物ゼロを掲げるスーパーマーケットの取組み
〇スクールハウスエレクトリック&サプライ
ショップ、カフェ、工房、事務所など併設の生活品メーカー
〇山崎満広氏との懇談
ポートランドでのまちづくりや都市計画について意見交換
〇市役所
市長表敬訪問
〇パールディストリクト
れんが造りの倉庫街が再開発されたエリア
〇シティーリペア
公共空間における市民運動
〇ADX
ものづくりを支えるメイカースペース
〇ファーマーズマーケット
地元農家が出店する定例市
などなどである。事前に勉強を重ねていたつもりだったが、やはり実際に行って各地で説明を受けると感じ方が違う。どの場所も非常に刺激的で感銘を受けた。
日本とは制度が違うとか、背景が違うと言って見向きもしなければそこまでだが、本当にそうか。それらの違いを差し引いても学ぶべき点はとても多い。たとえば行政と民間の関係を見た場合、日本では行政のやるべき範囲が明確に決まっていて、それぞれにテリトリーのようなものがある。それでいて、「なぜそうなっているのか?(行政のテリトリーになっているのか)」を確認する機会が少ないため「行政がやることは私たちの意思に基づいている」という民間意識は低い。社会全体が縮小ムードの中、民間のテリトリーはますます縮小し、かたや行政テリトリーはあてもなく増大しているように見える。しかしポートランドでは全てにおいて「行政がやることは私たちの意思に基づいている」という意識が強い。自助共助公助とはよくいうが、それをシステマチックに実現しているのがポートランドだろう。
日本は民主主義の国だと言われるが、ポートランドを見た後に、「はたして民主主義とは何なのか」という思いを抱く人は少なくないはずだ。