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松本市街地における県警の渋滞対策 一般質問から②

6月27日の一般質問の原文及び答弁について、後半を以下に掲載します。

〇質問文
3つ目は交通の分散についてです。ドライバーに提供する情報の量や質、方法については、効率的で機能的なものを随時検討して頂きたいと思います。具体的には、ドライバーがルート選択の判断を行いやすいよう、混雑状況のリアルタイム提供を促進するため、車道における情報板の増設が有効と考えますが如何でしょうか。また、情報板への表示も複数経路の混雑情報を同時に表示するなど、情報提供の高度化を望みますが如何か、お尋ねします。
4つ目に重点箇所対策、とりわけイオンモール松本に関する交通対策について伺います。全国でイオンモール開店に伴う渋滞悪化が課題とされていたのが、約2年半前に開店したイオンモール岡山と、今年4月に開店したイオンモール徳島で、それぞれ県警が積極的に交通対策に乗り出していたようです。たとえば、松本市が開いている交通対策会議について、岡山県では県警が事務局となり、オープン一年前から会議を実施したようで、交通に関するアンケート調査や公共交通利用に関する呼びかけも積極的に行ったとのことでした。また今年4月開業のイオンモール徳島では、緊急車両の通行への影響等を考慮して、県警がイオンモール内に「警察官立ち寄り所」を設置したり、リアルタイムで信号調整をしたり、開業してすぐのゴールデンウィークにはヘリコプターを出動させて渋滞情報収集を行ったともお聞きします。翻って松本市ですが、岡山で37基増設された車両感知器を2基増設する予定で、あとは信号調整とスクランブル交差点化による案が公表されていますが、全体像はどうなっているか、イオンモール出店に伴う県警の交通対策を網羅的にお聞きします。
最後に、一般的に渋滞対策は道路管理者に対しては道路の拡張などを、開発事業者に対しては十分な駐車場の確保などを望むことが多く、実際郊外においてはそれでよいと思いますが、市街地においては本来的に別の原則が適用されるべきだと考えます。それは、車のために道路を拡張し、駐車場を整備することが、想定以上のマイカーを市街地に呼び寄せることになりかねず、それが次の渋滞、騒音、事故などの問題を引き起こすからです。とりわけ都市空間の浪費と消失は深刻で、商業施設が集積する中心市街地で、移動人口密度の極端な低下が惹起されることは賑わいの創出という観点から大きな問題だと思うわけですが、そのような考えに立脚した場合は道路管理者や開発事業者にも増して、交通規制にかかる県警の責任が相対的に大きくなってきます。主体的かつ積極的な対策を望むとともに、松本市街地およびイオンモール周辺の交通渋滞についてどのような認識を持っているのか伺います。
以上、すべての項目を県警本部長に質問して、今回の一般質問を終わります。

〇答弁
続きまして、交通の分散についてお答えいたします。
道路交通情報提供の手段としては、ラジオによる放送、情報板のほか、道路交通情報通信システム、いわゆるVICSを活用しております。VICSは、光ビーコンなどを通じてカーナビゲーション装置に交通情報を提供するシステムで、時々刻々変動する道路交通の状況をリアルタイムで地図図面上に表示することができるほか、音声、図形、文字でもわかりやすく表示することができるものであります。
混雑状況を提供する情報板の増設につきましては、出店に伴う交通渋滞の状況などを確認し、必要が認められれば設置にかかわる費用対効果及び既存の交通安全施設を活用した場合との比較検証などを総合的に行い、最善の施策を選定した上で情報の提供を行ってまいりたいと考えております。
次に、イオンモール松本に関する交通対策についてお答えいたします。
出店に伴う県警の交通対策につきましては、ただいま申し上げましたイオンモール松本出店予定地周辺の信号機への車両感知器の増設のほか、灯器のLED化などの信号機改良、周辺に既に設置されている交通監視用カメラによる交通流の把握と信号機の秒数調整などにより渋滞対策を図ってまいります。また、開店直後を初め、休日の交通量がふえる時間帯に現地調査を実施し、必要により交通実態に応じた信号機の秒数調整を実施する予定でございます。
なお、イオンモール松本の出店計画に伴い、警察からイオンモール松本設置者に対し、駐車場の出入り口の数、位置、駐車待ちスペースの確保など交通管理上必要な指導、助言を行ってきたところでございます。