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松本カーフリーデー2015

県議会での初質問は「地域公共交通」を取り扱った。

いわゆる次世代型交通のあり方は、

子育てや教育、医療介護、雇用、地域経済、文化歴史・・・

その他様々な地域課題を凌駕する重要度を持ち、

あるいはそれらと密接に関連する事項だと思ったから取り上げ、

カーフリーデーについても触れた。

カーフリーデーは「今日は一年のうちで一日しかない、

車道を悠々と歩ける特別な日」というよりは、

そういうことも含めて特に中心市街地の交通事情を考え、

都市生活や市民生活の質を現実に向上させていく過程での「入り口」として考えねばならない。

ただ残念ながら、いまいち関心や認知度が上がっていないのであろうことに比例して、

自治体の次世代型交通政策の進捗は芳しくなく、「入り口」から奥に入っていけない状態にある。

松本市もカーフリーデーの取り組みを始めた12年前は

日本におけるこの分野のフロントランナーだったかもしれないが、

様々な計画立案こそ経過しているとはいえ、

少なくとも市民の実感レベルとしては市街地の交通事情は

近年「何も変わっていない」と感じる人が多いのではないか。

どこから手をつけても誰かが必ず反対するし、

この政策を展開しなかったことによる責めは誰からも指摘されないし、

車社会に便利さを感じる人が多い(私もそうだ)からこそ、

この政策をブレイクスルーするのはタフな問題だ。

ただひとたび勇気をもって立ち入れば、富山市のように称賛されるのだろう。

無論市民の満足が背景にあることは言うまでもない。

きっと富山市は「入り口」から五歩くらい歩いた地点だと思う。

あの日駅前を歩いて「この人通りの多さが20万人都市のそれか」と驚嘆したヨーロッパのあの街は、

「入り口」からははるか見えないところを歩いているんだろう。

そんな気持ちで昨日は松本を歩いた。

まずは中町通りをいち早く完全歩行者専用道路にしなくてはならない。