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みやこ下地島空港ターミナル

信州まつもと空港と同じく国の育成支援型に認定されている宮古島市下地島空港を訪問。

両空港間の連携について関係者と意見を交換した。

それに先立っては沖縄県議会議事堂において

沖縄観光におけるインバウンドの取組みについてご説明等頂いた。

沖縄県は観光客数を近年急速に伸ばし、昨年度はついに1000万人を突破。

海外観光客に至っては2013年度に63万人だったものが、

昨年度は約5倍の300万人を突破している。

那覇空港は今年度中にも滑走路の増設を完了し、

またクルーズ船の寄港数も大幅な伸びを見せていることからも、

今後しばらくはこの傾向が続くだろう。

ちなみに長野県における昨年度のインバウンド訪問者数は80万人余り。

いかに急激な伸びであるかが伺える。

いまや沖縄は東アジア圏を中心に大きな注目を集める日本の玄関口である。

勢いそのままに、沖縄本島から飛行機で1時間弱、

宮古島にほど近い下地島空港ターミナルは今年3月に開業。

前述の通り、信州まつもと空港と同様の育成支援型空港の認定を受けている。

しかしここで、確かに「同様の」認定を受けているのだが、

空港の勢いは全く「同様の」ものではなかったと言わざるを得ない。

下地島空港の国際線は既に香港に週3往復の定期便を飛ばし、

来年には台湾、上海、韓国などへの就航を見据える。

国内線も都市圏を中心に充実させ、

来年には利用客30万人を目標としている。

(まつもと空港の昨年度利用者数は約13万8千人)

近隣の宮古島空港が主に国内客を主に扱う一方、

こちらはアジア圏と日本を結ぶ空の玄関口として観光客をメインターゲットにしている。

また空港ターミナルはZEBによる環境配慮型の建物で、

九州産のCLTをふんだんに使い、

旅客は木のぬくもりを感じながら洗練された空間で思い思いの時間を過ごすことができる。

その様子はリゾート地さながらのものであった。

飛行訓練地としてJALやANAが撤退してから数年で、

前述のインバウンド需要を背景にここまでの体制を構築した下地島空港。

三菱地所グループがマネジメントしていることも大きな要因と考える。

まつもと空港の運営もぜひやってほしい、、、

とつい考えてしまうのは私だけではないだろう。

その点現実は厳しいが、しかし部分的にでも

信州まつもと空港が民間と連携を深める余地はまだ十分あるし、

これからはそのようにしていかねば活路は見出せないだろう。

わずか数時間の滞在ではあったが、感じたことを政策に置き換えて、

しっかり地元に落とし込めるよう今後も努めたい。