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自然保育を考える

本日は6月定例会の最終日。

野外保育連盟の方々をお招きし、

議員有志で自然保育についての研究会を開いた。

昨年4月に「保育所保育指針」が改定、

併せて「幼稚園教育要領」と「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」

も改訂されている。今回の改定によって保育所も

幼稚園や認定こども園とともに「幼児教育施設」として位置づけられた。

何より、それら幼児教育施設を通じて

幼児教育のあり方が明確に示された点が大きなポイントといえる。

そのような「あるべき幼児教育」のど真ん中に自然保育があてはまると思っている。

自然保育は屋外体験を中心とした活動によって心と健康を育み、

非認知能力の醸成に効用がある点などで注目を集めつつある。

ご自身の子に自然保育を与えるために県内に移住される方も少なくない。

信州型自然保育、いわゆる信州やまほいくは制度化してから今年で4年目を迎えている。

里山の保育園だけでなく、都市部や公立の保育園でも認定が受けられる点が意義深い。

認定園は全県で現在200園に迫る勢いで、

県としては今年度中に230園までの普及拡大を目指している。

そのような拡大が見込まれる今だからこそ、

あらためて何のために政策を進めるのかと原点を振り返ることが重要だ。

野外保育連盟の方が、幼児の散歩について言及されていた。

「なんとなくいつもの惰性でする散歩と、

目的を持ってする散歩では質が違ってくる。

道端の花々など、見えてくる景色が違う。」という。

信州やまほいくの特徴は、現場の先生方に大きな裁量があることだ。

この制度下では認定園や先生たちに対して、

あれをしなさいこれをしなさいという事項は基本的にはない。

現場の創意工夫がおおいにものをいう仕組みとなっている。

たしかに今、待機児童や保育士確保の問題が喫緊の課題として

社会問題になっているのが現実だ。

現場の先生たちに創意工夫を求めることは酷なことかもしれない。

しかし決して、それらへの対応に終始して

「あるべき幼児教育」の姿が霞むことがあってはならない。

まだまだ議員ができることはあるはずで、

自然保育を通じて社会に訴えかけられることは相当に多い。

今日はそんなことを感じ、

さらなる発展のために尽力しようと決意した日だった。